老犬ぶーやん。
もともと噛みつきから向き合いなおして頑張ったあとに、痴呆のはじまりで狂暴になり、触れなくなっていました。
今後の生活がとても不安で、少しづつ少しづつ触れ合いを頑張っていたところ。
こないだ、おむつを履かせられただけでも 感動でした。
はじめは少々 怒られながら、噛まれそうになりながら、履かせていました。
歳をとって、動きが鈍いし、首の回転範囲も減り、ほぼ噛まれなくなりつつあります。
仮に噛まれても、あごの力が弱いので痛くないのです。
(噛まれたので わかります。)
それが、最近。
急に 怒らなくなりました。
身体の加齢を自覚したのか?
怒る元気がなくなったのか?
触覚がにぶくなったのか?
身体のどこを触っても、怒らなくなってきました。
(肉球の中に毛が生えてきて、床がすべるようです。歩く距離が減った証拠。悲)
とくにおさんぽ中は 機嫌がよく、だいたい大丈夫。
ぶーやんのお口を触るのは、実は初!
いくらコミュニケーションとれるようになっていたとはいえ、口は触れなかった。
自分で触りながら、驚きです。
噛みつきの犬と暮らしている人にとって、これって一番怖いことですよね。
「痴呆で狂暴になる」
我が家も、一時期はどうなるかと思いました。
家族の中で私がいちばん ぶーやんとの相性がよく、触る範囲も私がいちばん広かったので、介護になったら 私しか対応できなくなるのかと不安がありました。
実際そういう家庭を知っているので。
でも、ありがたいことに、ぶーやんは 身体の機能が落ちるのと比例するように、穏やかになりつつあります。
個体差はあるでしょうね。
我が家はラッキーでした。
ぶーやんの一生分の 甘えを、受け入れてやろうと思っています。