「老犬だから、食べられなくなったら寿命」と思っていました。「延命」ってどこまでなのかな?はいつも考えます。
でも、「食べない」にも理由があり、「食べられない」にも理由があり、それがわかる以上、『食べたい』という欲求が感じられる以上、食べさせてやりたいですね。悪戦苦闘した記録です。
目次
「食べない」
高齢犬・老犬ぶーやん。
凶暴な時期に、時々 ご飯を「食べない」日がありました。
凶暴な時期については、こちらへ。↓
ご飯を差し出すと怒り、怒るだけなら ただの痴呆なのですが、残す日が 増えてきました。あれ?好き嫌いかな?
そう思っていろいろ フードを変えてみました。シニア用なんかも いろいろ売られていますよね。
見つかるまで、かなりいろいろ試しました。食べてくれないので、もったいないとか言ってられない… ダメなものは、お皿に乗っている「におい」で、食べもせずに 怒っていました。
我が家の救いは、残ったものを喜んで食べる もう1匹のワンコがいたこと。なんでも喜んで食べるので、まぁいいかな、と思えました。喜んでるし。笑
いろいろ試して わかったことは、「やわらかい」が必須条件ということ。歯を一部 削っているぶーやんにとっては、食べやすい硬さ、とかがあるのかな?
でも やわらかければ なんでもいいわけではなく、嫌いなものはお皿に向かって「ギャワンギャワン!」。
最終的に ぶーやんが気に入ったフードは、なんと、今まで食べていたのより安価なフード。一応、健康のためと最低限は考えてフードを選んでいたのですが… まぁ、なんでおいいです。食べてくれるのだから。先も長くない、食べれるもの、食べたいものを食べましょう! 家計にも助かります。(←実は めちゃ嬉しい。笑)
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「食べられない」
さらに老化が進むと、ごはんを「食べない」じゃなく「食べられない」になってきました。
よーく観察してみると、舌の力が弱まり、フードを舌で すくえないようなんです。食べようとすると「舐めるだけ」になり、ほとんどのフードが外に出てまき散らしていくんです。
なので写真のように抱えて、器からこぼれ落ちないように頑張ってました。
もともとごはんの執着すごい子なので、 手をかまれるんじゃないと毎日ハラハラ。
さらにフートよだれでまわりきったないのなんの。。
食べやすいように、フードにお湯をかけたり、フードをふやかしたり、色々しました。が、水分があると 舌でフードを押し潰してしまい、固まってしまうのです。逆効果でした。
なんとか抱えて 食べさせていましたが、それでもだんだんと 食べられなくなり…どんどん痩せていきました。さらに水も上手に飲めなくなっていました。
ネットでいろいろ読んで、見様見真似。100均で注入器を買ってきて、なんとか水は飲ませられました。ご飯もなんとか、これを食べさせられました。
食べさせられたときは、本当にホッとしました…。
水はこれでいいですが、フードはこれでは全然たりないですよね。粒が大きいとすぐ詰まるから、注入できるフードもいろいろ試しましたが、上記のくらいしかありません。あとはスープとか。
そのあと病院の先生に相談して、いただきました!大きな注入器!!
あるんですね!やっぱり!
↓↓ このページに、紹介しています。buuuyan.work
これも試行錯誤、どうやって食べさせるか、いろいろ試しました。無駄になったフードもたくさん。
ここまでたどりつくのに随分 やせました。
脳の老化も進んだんじゃないかと…
ごめんよぶーやん。
だから、このブログはじめました。
みんな同じですよね、
私も随分いろんな方のブログや動画を参考にさせていただきました。
励まされもしました。
がんばって残すぞ。