老犬・柴犬ぶーやん。
吐くようになってから、やっと病院へいけました。ちょうどお腹も空になり、爆睡しているときに連れて行ったので、病院では 穏やか。
平日なので 患者も少なく、先生は いつも以上に じっくり話してくれました。まず状況を説明…。
目次
「吐く」原因
結論から言うと、「胃酸の出すぎ」だそう。ほほぅ。
・食べてたり飲んだりすると 苦しくなる
・食べて すぐ吐く(2~3時間後)
・寝たきり
食べたり飲んだりすることで苦しくなるのは、胃酸の出過ぎだそう。ずっと横になっているから、胃酸が逆流しやすく、『逆流性食道炎』のような状態でもあるんじゃないか、と。寝たきりの子には よくあることだそう。
たしかに、1か月ほど前に 吐いたときは 胃酸のにおいがしなかったのに、最近のぶーやんの吐いたあとは 胃酸くさい。てか、ぶーやん自体が 少々くさい。笑
「吐く」の対処
対処としては、「胃酸を抑える」「吐き気を抑える」。
①胃酸を抑える
いま現在 食べられないだろうから、と、水分補給の点滴の中に「胃酸を抑える薬」を混ぜてくださった。明日からは、内服薬で胃酸を抑える『ガスター』が処方されました。また人間が使う お薬ですね。
②吐き気を抑える
吐き気を抑えるのは、注射も できるけど、この注射は痛いのだそう。特に 痩せているぶーやんは痛みが大きいだろうと。今は穏やかに眠かってて かわいそうだから、とりあえず注射は見送り。胃酸が収まれば 吐き気も治まるかもしれないし。もし また吐いたときのために、頓服の内服薬として 処方してくださった。
『延命』って?
さて、ここで。私も母も 率直に効きました。
「これは延命?このまま食べさせないほうがいい?それが寿命?」
「そもそも 水分点滴も、寿命が延びて、ぶーやんが逆にしんどい時間を長くしていないか?」
…先生は 少しびっくりした顔されてました。先生としては、これくらいで ちょっとオーバーだったようです。笑
「水分が足りないと、しんどいです。吐き気があるのも しんどいです。今やっているのは、それらを 取り除いてあげる行為。たしかに 寿命は延びるかもしれないけど、『今の苦しみを和らげる』というのが メインの目的ですよ。」
そうなんです。私たちの意向は、『最期までの時間を 穏やかに過ごさせてあげる』『苦しい・痛いは 極力とってあげる』。
胃酸過多なんて、そもそも日常に起こること。薬で すぐ楽になること。それなら、してあげましょうや。
どこまで、どうしてあげるか、は飼い主次第。ほおっておけば、ずっと前に旅立っているでしょう。難しい問題です。でも、判断は家族で決めること。
先生、ありがとうごいます。
薬が効いてきたのか、今日は飲み食いが 昨日ほど しんどくなさそう。といっても、いつもの半分も食べられません…
しんどくないのが いちばん。ぶーやん、はやく楽になれ。