高齢犬・老犬ぶーやん。
歩いていた時期も、歩けなくなって寝たきりの期間も、ともによく夜に鳴いていました。
介護で一番大変だったのは夜泣き(夜鳴き)。
ということで。
先生に教えていただいた『夜泣き対策4つ』と、実際にぶーやんに試した『検証の結果』です。
目次
老犬夜泣き対策①:昼に運動する
当たり前なのですが、昼間に運動しましょう!
昼間にしっかり運動して疲れて、夜は力尽きて寝てもらいましょう。
って先生に言われましたけど、、、
夜鳴きする子って、昼に寝るんですよねぇー。
起こしても起こしても、寝るんですよねぇー。。。
どんなに起こしても、起きなかったな、、、笑
老犬夜泣き対策②:日光を浴びる
動物は昼と夜は光で認識しています。
痴呆になると、その感覚が鈍るんですね。
だから少しでも光を感じやすいように、
昼と夜を明確にわからせることがだいじ。
要は、朝になったらカーテン開けて明るくして、夜になったら暗くするってことですね。
それから、
昼に日光を浴びることもとっても大事。
少しでも光を完治しやすいように、メリハリをつけることが大切だそう!
正直に、効果があったのかはわかりません。苦笑
でも、生きている以上、お日様と風を感じないなんてありえない!
めいっぱい、ひなたぼっこしてました。^^
(もちろん浴びすぎも問題なので、日陰で両方行き来してます。)
老犬夜泣き対策③:お薬『メラトニン』
昼と夜の感じる仕組みは、人間と同じだそうです。
日中に日光を感知して脳内にセロトニンが出ます。
日が暮れると、セロトニンがメラトニンという物質に変わります。
その『メラトニン』が、眠りを誘発するそうです。
そのため、
夜に『メラトニン』のお薬を服用するという対策をおすすめされました。
即効性はなく、継続的に服用して、身体の周期を作るような緩やかなお薬です。
人にも使われるお薬なので、安心ですよ。^^
ただ残念ながら、ぶーやんには効果がありませんでした、、、。
けっこう長く服用したんですけど。
もしかしたら服用していたことで、少しはマシになっていたのかも?しれませんが、効果を明確に感じることはありませんでした。(TーT )
対策④:睡眠薬『アセプロマジン』で眠らせる
犬の夜泣きといえば、『アセプロマジン』が代表的ですね。
『アセプロマジン』
・精神安定剤、睡眠導入剤
・1回1/4錠を1日2回まで(ぶーやんの場合)
要は、眠らせてしまうお薬です。
夜眠れるので、
『アセプロマジン』は夜泣きに有効です。
でもこのお薬、注意が必要です!
はじめてぶーやんに飲ませたときは、
ぐったりと首に力も入らないくらい寝るし、
起きても足元がふらついていました。
あまりにぐったりとしているので、正直に怖かったです。
このお薬は、むやみに使うものではないと感じました。
ただ、これはまだ元気に徘徊して、大きな声で夜泣きしていた頃です。
その後痴呆が進行し、興奮発作などを起こし始めたときには、1/4錠飲んでも全く変化がありませんでした。
1/2錠~1錠にして、やっと4時間ほど眠れる程度でした。
この頃のぶーやんは、『アセプロマジン』がないと眠るどころか、落ち着くこともできなかったです。
ぶーやんには、なくてはならない必要なお薬でした。
ということで、
『アセプロマジン』はその子の興奮度合いによって、先生と相談して、しっかりと様子をみながら、上手に活用してあげてください。
その子に合えば、『アセプロマジン』は夜泣きに有効です。
『アセプロマジン』は犬の夜泣きに一番有名なのに、あまりいい話を聞かないんですよね。
否定する先生もいらっしゃいました。
でも、いい面・悪い面の両方を体感した我が家としては、あまり悪い印象にならないでほしいな。と、思います。
ということで、ぶーやんに試した夜泣き対策4つでした。
お薬については、ぶーやんに使ってみたお薬だけ書いてます。
他にもあるかもしれませんね。
夜泣きに苦しむご家族様が、少しでもゆっくり寝れますように。