振り返って老犬ぶーやんのお話。
亡くなる少し前、自宅で水分補給のための「点滴」を行っていました。
我が家にとっては、介護がグッと楽になりました。
今更だけど、記録します。
目次
水分点滴は、延命だけじゃない
老犬介護でいつも葛藤するのは、「延命」について。
「これって延命になってない?」
っていつも考えます。
先生に聞いたところ、
「水分を補給すると、この子が体感として楽になると思いますよ。呼吸もしやすくなります。延命といえば延命だけど、『苦しいのを取ってあげる』ということがメインで推奨します。」
というような説明をしてくださいました。
我が家の介護のルール。
「延命はしない。ただし、苦しいはできる限り取ってあげる。」
なので、点滴しました!
自宅点滴は賛否両論ある
ぶーやんは水分点滴を病院でこまめにしてもらっていました。
はじめは2週間に1度だったのが、徐々に間隔が短くなっていき、最後は2日に1回。
夜も寝れない介護生活で、衰えていく私たちを見て、先生が自宅での点滴を提案してくださいました。
ただし!
「自宅点滴には、賛否両論ある」と説明を受けました。
・通院回数が減ると病状変化に気づけない
・通院回数が減ると病院収益が減る
・医療行為の境がなくなる 等
これら理由から、あまりよく思っていない先生(病院)も多いのだとか……。
「ただ、これだけ頑張ってるご家族だから、通院が大変でしょう」と優しい言葉を添えて、ご提案くださいました……。
先生、ありがとうございます。(TーT。)
(通院の車の中でのぶーやん)
自宅点滴は、通院も費用も負担が減る!
自宅で点滴するメリットは2つ。
①通院の回数が減る
通院の回数が減りました!
点滴のために2日に1回の通院はツライ!!
さらに、ぶーやんにとっても負担ツライ!!
②費用が軽くなった
これについては説明は受けず、通院回数のために自宅点滴を決意したのですが…。
なんと、費用がグググーーーーッッと安くなりました!( ゚Д゚)
通院の時の皮下点滴
3,200円
自宅での点滴キット(針や消毒綿など)
計 625円
自宅で点滴するのは難しい?